ホーム　＞　経済能力開発：ビズキッズ　＞　参加者の声 商店街はかつて町の中心であり、自然発生的に形成されたものだが、現在は流れとして、衰えいく方向にある。この現状を打開するには、自治体の指導とは別に、地域自身が画期的な取り組みを行う積極的な姿勢と意思を持つことが最も重要である。 商店街の今後のあり方として、コミュニケーションの場とする等、その方法を自発的に考え、取り組んでいく必要がある。今回の取り組みは、子どもの教育を媒介として、新しい地域コミュニティーを形成する一因となるはずである。【小学校　校長先生の声】 行事の目的が明確なので、子どもの取り組みへの意欲と真剣さが強く感じられた。 これまでの学校教育で育ててきた力が問われているように感じた。(計算能力・コミュニケーション能力・判断能力など) 背中にチラシを貼って宣伝する等、子どもの新しいアイデア、発想力を見ることができた。また、普段はおとなしい子どもが大声を出して呼び込みをしている姿等、学校では見ることのできない姿を見ることができた。 今回の取り組みを参考にして今後、総合的な学習の単元開発につなげていきたい。 子ども達に｢本物の体験｣をさせることができた事が何よりの収穫であったと思う。疑似体験では絶対に伝わらないものを感じとれたと思う。 リアルな現場に立ち、緊迫感の中で本気で追求する姿勢を体験することが最も大切であり、子ども達 も達成感を感じたと思う 地域との協力、チームワークを始めとした様々な学習的要素が含まれているので、ビズ・キッズは体験学習の形として、今後スタンダードなものになると思う。単発ではなくて2回3回と続けてみたい。 子どもが主体となり、各商店を始めとした地域の様々関係者のご協力を得てこの行事を行えた。 子ども達の大きな声で商店街が明るく活気づき、今後の振興活動への活力となり、自分自身、非常に勇気づけられた。 会社名等、子ども達のユニークな発想に触れることができた。また、鮮魚に実際触れる経験など、子ども達にとって貴重な経験になったと思う。 ｢いらっしゃい｣、｢ありがとうございました｣という子どもの大きな声で、商店街に今までには無かった空気が広がり、子ども達だけではなく大人にとっても良い刺激となった。 赤字などの収益を気にする子どもの緊張感、物を売る楽しみ、また仕組みを理解することで消費者としての学習にもなったと思う。 この体験が今後、様々な形で生かされてくるはずである。子ども達、地域の大人達にとって、一つの良いきっかけ作りになった。 　私はビズ・キッズをやってよかったと思います。みんなで協力したので、3,792円も利益がでました。はじめは手際が悪くて商品を落としてしまったりしました。ライバル店が私たちの売値より安かったので売値を下げたりもしました。いっぱい売れたけど、利益があまり出ないので(売値)を上げたりもしました。そこらへんが商売の難しいところかなと思いました。おつりがぱっと出なかった時もあったので算数もがんばろうと思いました。赤字かもしれないとみんな心配していたけど、利益が出たときはバンザイをしました。将来、お店を持つとしたら、こういう経験を一回でもしていたら、きっと役に立つと思います。私たちが仕入れたおかしを買ってくれたたくさんのお客さんに感謝したいです。 私がビズ・キッズで苦労したことは、大きな声を出して、お客さまを呼び集めたり、お客さまにおすすめの品を言ったりしてどうにか買ってもらったことです。あと、大きな声を出すというのは簡単そうに思えるけど、本当はうかれたりして大きな声が出せなくなりました。それに時々買ってもらえなかったりした時もあったし、お客さまは一度集まると売りにくくなるのです。だから私は商売って結構難しいんだなと思いました。 私は大きくなったら薬剤師になりたいです。薬剤師は薬屋さんでの商売なので、こういうことをしたということや難しさを忘れないようにしたいです。それから商売をした時の気持ちも覚えておきたいと思います。とてもきつかったけど、いい思い出になったのでビズ・キッズに出てよかったと思います。 ぼくは、今日のビズ・キッズを学習して、学校でビズ・キッズをしていない人はもったいないと思いました。こんなすばらしいイベントをするチャンスは二度とありえないと思ったからです。でも今日のぼくたちはたった4時間でもこんなに忙しかったのにこんなことを一日中やっている商店街のみなさんはとてもすごいと思いました。今日はいろいろと大変だったけど、赤字にもならなくてよかったと思います。最後に歩きながらソーセージを売ったことで、やっと黒字になったということでした。今日はとても楽しかったです。

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